スーパーモデル冨永愛さんの初ビューティーブックということで、『冨永愛 美の法則』(ダイヤモンド社)を買って読んだ感想です。
巻頭の8ページは、冨永愛さんの撮りおろし写真です。
その立ち姿や体形、肌の美しいこと!
「おいくつなんだっけ…?」と巻末を見ると、1982年生まれの37歳。
巻頭写真は、かなり露出度が高いポーズもあるのですが、エロというより、ギリシャ彫刻の女神のような美しさ&かっこよさです。
冨永愛さんというと、179cmというモデルとして恵まれた身長で、17歳で海外のコレクションにデビューし、その後も活躍を続ける日本を代表するスーパーモデル。
本書は、スーパーモデルが行っている洗顔方法などの美容法だけにとどまらず、人間の美について改めて考えさせられる内容でした。
美しさは人それぞれ
本書で、冨永愛さんは、すべての女性に伝えたいメッセージとして、「その人らしい美しさを追求すること」を挙げています。
冨永愛さんがその考えに至ったのは、厳しいモデルの世界で強い個性が求められたことがきっかけでした。
思春期の頃、179cmという高身長がコンプレックスだったそうですが、モデルとして活躍するには強い武器となりました。
それでは、人間の美は、生まれ持った個性によるものだけなのかというと、そうではないのです。
無茶苦茶努力している冨永愛
本書では、肌のお手入れや筋トレのやり方など、冨永愛さんが普段行っている方法が書かれているのですが、毎日こんなにやっているの!とびっくりしました。
具体的な美容法については、本でご確認ください。(ちなみに、本書では、使っている化粧品の商品名は書かれていません)。
冨永愛さんは、30代になってから、体の機能の低下を感じたとのこと。
そのことをきっかけに、体のよい状態をキープするための方法を見直し、日々実践されてきたそうです。
「トップモデルになるために、何を学べばいい?」
私はこの問いに、的確に答えることはできない。トップモデルになるためのマニュアルなんて、どこにも存在しないのだから。
逆に質問するとしたら、「ところであなたは、裸になれる準備はできているの?」。
(冨永愛『冨永愛 美の法則』より引用)
勿論、この「裸になれる準備はできているの?」の質問に、冨永愛さんの答えはYESなのです。
それで、巻頭の写真が、あんなに露出度高いのかと納得。
そして、巻頭の写真で証明されている彼女の美しさは、生まれ持った個性だけでなく、日々の努力の積み重ねによる産物なのです。
私が思ったこと
もちろん、読者である私はモデルになるわけではありません。
女優の吉永小百合さんは、1日1kmを3時間かけて泳ぐのを毎日やっていると聞きましたが、一般人は1日3時間も泳いでいられません。
ただ、可能な範囲で、美しくありたいなと思いました。
様々な美があること、一流のモデルでもとても努力して美を手にしていることを読んで、自分の個性を大切にしつつ、できることから始めようと思いました。
まず、私は、お風呂あがりのケアを見直し、お菓子の食べ過ぎを気を付けることから…。
美容に対する意識が高い方は勿論、外出自粛で家にこもりがち+マスク生活で、美容の意欲が下がっている方にも、オススメの1冊です。
Instagramやラジオでも
『冨永愛 美の法則』掲載の筋トレについては、冨永愛さんのInstagramでも一部が紹介されています。
筋トレしているお姿もお美しい!
「VOGUE JAPAN」のラジオでは、冨永愛さんのモデル裏話などのお話が聞けます。
深夜に海外の空港に着いたら、待っているはずの人がいなかった話、先輩モデルがランウェイでぶつかってきた話など、まるでドラマみたいな話です。
メンタル強い人じゃないとモデルは難しいと、つくづく思います。
【冨永愛、モデルへの道 番外編】冨永愛のモードなアドバイス #1 | Vogue Japan
以前、出版された自伝も、なかなか衝撃的な内容でした。
最近のお写真を拝見すると、若い頃と比べて、とっても目元が優しくなりましたね。
若い時には若い時の美しさ、年齢を経た今も、また違った美しさがあるなと思います。