妊娠9週の血液検査で、不規則抗体が陽性であることが判明しました。
種類は、M型(抗M抗体)とのことです。
前回、「不規則抗体の陽性が判明」から「1回目の抗体価の検査」までを書きました。
今回はその続きです。
その後の経過や「超音波スクリーニング検査」のことを書こうと思います。
妊娠初期の頃、ネットで「不規則抗体」について調べても、あまり情報が見つかりませんでした。
私のように悩まれている妊婦さんも多いと思いますので、自分の体験をシェアしようと思います。
※医学的専門知識を有しない者が書いております。あくまでも、個人的な体験談としてお読みください。
不規則抗体の抗体価の検査
不規則抗体の抗体価の測定(血液検査)は、最初に行ったもの(妊娠13週で実施)のほかに、妊娠26週と妊娠35週に行いました。
医師によると、産婦人科診療のガイドラインでは、抗体価の検査は「計2回」らしいです。
私の通っていた産科は独自の判断で、「計3回」行っているそうです。
私は、妊娠26週、妊娠35週の血液検査では、ともに「抗体価が4倍」という結果でした。
1回目の検査から変わらず、抗体価はずっと4倍のまま。
「16倍だと転院が必要」と医師に言われていましたが、4倍のままだったので、通っていた中規模の個人病院で出産することができました。
また、妊婦健診のエコーなどで、赤ちゃんのむくみなどの異常を指摘されたことは一度もありませんでした。
他に特別な検査はしないの?
ネットで[不規則抗体 妊娠]で調べると、「胎児の脳血流の検査」「月1回の抗体価の測定」などといった検査の話が出てきます。
そのことを医師に確認したところ、「数年前にガイドラインが改定されていて、今のガイドラインに沿った検査を行っている。むしろ、うちは抗体価の測定が計3回だから、ガイドラインより手厚い」とのことでした。
「そう言われても心配だなぁ」という態度の私に、医師が「超音波スクリーニング検査」を勧めてきました。
今思うと、不規則抗体だから、というよりも、私の気持ちの安定のための提案だったのかもしれません。
私は、そもそも「超音波スクリーニング検査」を不規則抗体関係なく受けるつもりでいましたので、その場ですぐに予約しました。
超音波スクリーニング検査
不規則抗体と直接関係ないかもしれませんが、気になる方もいるかと思いますので、「超音波スクリーニング検査」について書こうと思います。
私が受けた「超音波スクリーニング検査」は、専門の超音波検査士が、胎児の発育、胎盤、羊水の状態を検査するものでした。
早期に異常を発見することで、早くに管理・治療を行うことを目的としています。
私の通っていた産科では、希望制で行っています。
料金は、1回4,000円。
私は妊娠21週、妊娠28週に受けました。
検査は1回の場合も多いようですが、2回受けると精度が上がるそうです。
1回に30分以上かけて細かく検査してくださいましたが、とくに異常は見つかりませんでした。
以上のとおり、「不規則抗体が陽性で、抗体価は4倍」ということの他に、とくに問題は見つからずに出産を迎えることになりました。
出産後のことについては別記事に書こうと思います。