民藝好きが行くと、きっとテンションがあがるに違いないというお店について書きます。
東京都内にあるお店の中から、今回は「銀座たくみ」を紹介します。
実際行ってみての感想、購入したものについて書きます。
「銀座たくみ」
「銀座たくみ」は、昭和8年創業の日本全国の民藝品を扱ったお店です。
柳宗悦や濱田庄司ら民藝運動の中心的なメンバーの働きかけによって、誕生したお店です。
JR 新橋駅から銀座方面に徒歩5分ほど歩いたところにお店があります。
行ってみての感想
路面店ですが、ガラス張りで中が見えるので、入りにくい感じはありませんでした。
銀座という土地柄か、外国人観光客も数人来店していました。
店舗は、1階と2階があります。
やちむんなどの器、赤べこなどの郷土人形、布もの、カゴ、和紙のものなど、所狭しと民芸品が並んでいました。
お店の方は基本的にレジから見守っている感じで、尋ねられたらお客さんの質問に答えたりしていました。
会計時に、年配の男性の店員さんと少しお話したのですが、感じのよい方でした。
買ったもの
「銀座たくみ」で購入したのは、こぎん刺しのコースターと織物です。
こぎん刺しのコースター
さまざまな模様になっているコースターです。
表と裏で、模様が違います。
すでにだいぶ使っていて、洗ったりしているので、最初より形が少しくずれました。
織物
どういう織物だったのか説明は忘れてしまったのですが、こちらも大変気に入って、部屋に飾っています。
こちらは、色があせてしまっている部分があって、値引きされていた商品でした。
会計の際、「これはとってもいいものなんだけどね…」とお店の方が、残念そうにされていました。
普段、セールで洋服を買うことに慣れてしまっている私にとっては、値引きされていることに抵抗があまりなかったのですが、その反応を見て、はっとさせられました。
本当に商品を大切にされていらっしゃるのだと思います。
購入後は、折りたたんで飾っているので、色あせている部分は目立ちません。
これからも、大切に使おうと思います。
次回は、「備後屋」に行った時のことを書こうと思います。
ちなみに、「銀座たくみ」周辺でほかにも、民藝関連のものが観たいときは、百貨店の催事がおすすめです。松屋銀座や日本橋高島屋などで、「手仕事展」「民藝展」が行われていることがあります。
やっていないときは、松屋銀座の7階を見るのが私は好きです。