海外旅行のときには、いつも「地球の歩き方」を持って行っていました。
「地球の歩き方」は、他の旅行ガイドより情報量が圧倒的に多いんですよね。
コロナ禍で海外旅行をする人が激減した今、「地球の歩き方」の出版元はピンチなのでは?と思いましたが、旅行ガイド以外の本が人気になっているみたいです。
今回は、その中でも『世界のグルメ図鑑 116の国と地域の名物料理を食の雑学とともに解説』(学研プラス)を読んでみました。
116の国と地域の食文化を知ることができる
国と地域ごとに、食文化の紹介、おすすめグルメ、食の雑学、その国の言語で「おいしい」の言い方などが掲載されています。
「この国の本場の味は、日本のここで食べられる!」というレストラン紹介もあって、コロナがもう少し落ち着いたら行きたいなと思いました。
レシピが載っている国もあります。
ボツワナの「セスワ」、ウガンダの「ロレックス」、リトアニアの「シャルティバルシュチェイ」など、私の人生で出会わなかったであろう料理を家で作ることができちゃいます。
閲覧注意のページがあります
「世界の餃子」「クリスマスとイースターのお菓子」「世界の軽食」など、国を横断した内容のトピックも面白かったです。
なかでもインパクト大だったのは「世界の珍料理」で、その見た目にびっくりするものばかり。虫とかコウモリとか…。
とくにイタリアがすごいので本で見てほしいけれど、閲覧注意です…。
「へぇボタン」を押したくなる
知らなかった食文化に「へぇ」と思うことがたくさんありました。
少し例を挙げると、「パラオでビールはツカレナオス」「クグロフはクリスマスのお菓子というわけではない」「回転テーブルは日本発祥」「モンゴルの遊牧民は野菜を食べない」などなど。
さすが、地球の歩き方。『世界のグルメ図鑑』も情報量が多いですね。
地球の歩き方に今までお世話になってきたので恩返しのような気持ちで購入したのですが、期待を裏切らない、楽しい本でした。
Amazonで試し読みができます。
こっちも面白そう。