あんこを作りました。粒あんです。
意外と簡単で、スーパーで売られているパックのものよりずっと美味しいので、これはまた作りたいです。
意外と簡単に作れるあんこ
私の周辺であんこを自分で作る人がいなかったので、「あんこは買うもの」というイメージがありました。
煮豆はしたことがあるけれど、あんこを作るのは今回が初めて。
あんこを作るときは、前日から小豆を水につけなくていいんですね。知りませんでした。
あんこの作り方のざっとした流れは、次のような感じ。
小豆と水を煮て、一度、湯を捨て、小豆を洗います。
これは、タンニンなどの苦みや渋みを取り除くためで、「渋抜き」というのだそう。
その後、新しい水で小豆を煮て、柔らかくなったら、余った湯を捨てます。
砂糖と水で作った蜜に、煮た小豆を漬けて、一晩。
翌日、煮詰めて出来上がり。
一晩置かないレシピもあるようです。
ほとんど煮ているだけなので、近くで別の作業をやりながら作りました。
ずっと混ぜていないといけないカスタードクリームを作るより楽な感じ。
こんなに簡単なのに、なぜ今まで作らなかったのでしょうか。
お味はどうか?
あんこは、炊きあがりがとくに美味しかったです。
あたたかくて、柔らかくて、みずみずしくて、売られているパックのあんこにはない感じ。
今回はレシピどおりに作りましたが、次回は、自分好みに甘さを調節しようと思います。これも手作りだからこそ、できること。
参考にしたレシピ本は、宇佐美桂子・高根幸子『はじめて作る和菓子のいろは』です。
出来たつぶあんは、上新粉で作った団子にかけて食べました。
団子の造形のクォリティが、幼稚園児の粘土細工並みになってしまいましたので、あんこで隠しています。
器は、古谷製陶所さんの小鉢です。