先日、2021年の家計簿のノートを買いました。
クロワッサンのものです。
2020年にクロワッサン家計簿を使っていて、使いやすかったのでリピート買いしました。
一応、日商簿記2級に合格したことがある私が、クロワッサンの家計簿のよいなと思う点を書こうと思います。
シンプルな表紙がうれしい
まず、クロワッサンの家計簿でよいなと思うのが、シンプルな表紙であること。
「え、そんなことなくない? すごく文字書いてあるけど」と思った、そこのアナタ。
この自己主張の激しいカバーは、取り外しが可能です。
カバーを外すと、シンプルなデザインの紺の表紙。
売られている家計簿って、花柄とか派手な柄のものが多いので、シンプル好きな私はうれしいです。
クロワッサンの家計簿の中身
次に、クロワッサンの家計簿を使ってみてよかったのが、書きやすいこと・検算しやすいことです。
項目があって書きやすい
クロワッサンの家計簿の中身はこんな感じ。
(PCの場合、画像クリックで拡大表示されるはず)
縦の欄が、日付。
横の欄が、「食費」「外食」「日用品」…と項目に分かれています。
「○○スーパー 1,000」「耳鼻科 3,000」などと書き込んで、集計していく感じです。
普通の大学ノートに家計簿をつける方もいるかと思いますが、項目があったほうが整理しやすいと思います。
クロワッサンの家計簿は、基本的な項目はあるので、自分でいちいち項目を作らなくてOKなのがいいですね。
項目欄には、余白もあるので、好きな項目を増やすこともできますよ。
簿記でも、出費や入金を項目別に分けて考えます。
項目別だと、後で見返すときにどういう出費が多いのかわかりやすいです。
集計・検算しやすい
もう一つ特徴として、集計・検算(計算の確認)がしやすいことです。
- その日の合計
- その週の合計
- その週の項目別の合計
これらを計算・記載することで、その月の集計がしやすいですし、検算も簡単にできます。
その週の項目別の合計は、あとで、その月の項目別の合計を計算するさいに使えます。
検算は、次の方法で行っています。
- 「今週の合計」を、その週の項目別の合計から計算 (食費2,000+医療費3,000=今週の合計5,000)
- その週の日ごとの合計をすべて足す(18日 1,100+19日 3,000+23日 900=5,000)
- 1と2が一致していればOK
簿記でも、集計方法が違う二つの合計を比較し、検算することがあります。
クロワッサンの家計簿も、簿記の帳簿のように表になっていて、検算が容易なのは有難いです。
そもそも何故手書きの家計簿なのか?
私は元々、社会人になってから、紙ではなく、エクセルやスマホのアプリで家計簿をつけていました。
エクセルは、自分の好きなようにカスタマイズできる利点があります。
私はエクセルでは、項目別に整理せずにつけていたので、見返したときにわかりにくく、家計簿をつけることの利点をあまり感じられずにいました。
その後、スマホのアプリを使うようになりました。
アプリの家計簿は、手軽につけられるし、クレジットカードと連携できるサービスが便利でした。
しかし、有料会員でないと数年でデータが削除されてしまうことや、他の月と比較したいときの視認性が悪さが気になりました。
また、私は、スマホで数字を入力することになかなか慣れず、電卓なら早いのにな…と思うこともありました。
そして、昨年、紙の家計簿が一番なんじゃないかと思い立ち、クロワッサンの家計簿を使ってみたら、今までで一番しっくりきたのです。
元々、鉛筆で書いたり、電卓を叩いたりすることが好きなのもあって、約1年間、欠かさずつけることができました。
「紙の家計簿」というと、時代に逆行しているのかもしれませんが、なんでもかんでも、パソコンやスマホでやることが一番とも限らないと思います。
簿記の帳簿をつけるのも、大企業ならパソコンはマストだと思いますが、あまり経費がなく、売上先が固定されているような個人事業主なら、紙の帳簿で十分なんじゃないかと思います。
それぞれの人の環境、好みによって、自分に一番適した方法を選ぶのがよいのでしょう。
というわけで、以上、クロワッサンの家計簿ノートをリピート買いしたという話でした。
あと、書き忘れましたが、同じページ数の大学ノート買うより、安いんじゃないか?という手ごろな価格も、気に入っています。