よりよい日々を

毎日がよりよい日々になるように。本・美術・手芸・素敵なモノや街のスポットについて書いています。

オノオレカンバの靴べらを買いました。

持っていた玄関用の靴べらが壊れてしまったので、プラム工芸さんの「オノオレカンバの靴べら」を購入しました。

 

竹の靴べらが割れる

今まで使っていた靴べらは、夫が10年以上前に百円ショップで購入したもの。

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竹製で、羽子板みたいな平らな形状です。

 

シンプルで、素朴な感じが私も気に入っていたのですが、ある日、割れてしまいました。

竹はどうしても割れやすいですよね。

 

刺さったら危ないので買い替えることにしました。

 

手ごろな価格の木製の靴べら

天然素材が好きなので、新しい靴べらも天然素材で探すことにしました。

竹が割れてしまったので、今度は木製がよいかなと。

 

Amazonで検索してみると、「ウォールナットウッド製」で、手ごろな価格のものが見つかりました。

 

「英字のロゴが入ってなければ、さらに私の好みなんだけどな」と思いつつ、さらにネットで靴べらを調べていると、「オノオレカンバの靴べら」というものを見つけました。

 

「オノオレカンバ⁉」

「オノオレカンバ」は木の名称で、漢字では「斧折樺」と書きます。

その名のとおり、昔から「斧が欠けるほど堅い木」と言われてきた木なんだそう。

そろばんの玉、馬そりや船を漕ぐ艪(ろ)などに利用されてきました。

 

「斧が折れるほど堅い木なら、靴べらにも安心だ!」と思った私は、オノオレカンバでできた靴べらを購入することにしました。

 

プラム工芸さんのオノオレカンバの靴べら

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私が購入したのは、岩手のプラム工芸さんのオノオレカンバの靴べらです。

URL:https://www.cplum.com/

 

使われているオノオレカンバも岩手産。

 

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きれいな弧を描くフォルムになっています。

持ち手とヘラとの中間部分が、細くなっているのが美しい…。

折れにくい木だからこそ可能なデザインなのだと思います。

 

サイズについて

プラム工芸さんでは、携帯用から長い靴べらまで、さまざまなサイズがあります。

 

前の靴べらと近いサイズを探していたので、「斧折樺のくつべら中 33cm」を購入しました。

座って使うサイズで、立ったままだとかがんで使う感じです。

かがまずに使いたいのであれば、他の長いものの方がよいでしょう。

 

 

「斧が折れるくらい堅い」ということで、安心して毎日使っています。

長く使っていけたらいいなと思います。