和田麻美子さんの花器(一輪挿し)を手に入れました。
カラフルなものからモノトーンのものまで、色も形もいろいろな種類があって、とても迷いました。
丸っこいフォルムにひかれて、卵のようなものにしました。
とても気にいっています。
渋谷ヒカリエの「クラスカ」で購入。
和田さんのこちらの一輪挿し、実はサイズが文庫本より小さいのです。
机や棚にちょこっと飾るのにちょうどよいサイズ。
店員さん曰く、首が細いため、水の入れ替えにあまり向いていないことから、
ドライフラワーを飾るのがおすすめとのこと。
私はミモザのドライフラワーを飾っています。
花器の納品状況は、和田さんのInstagramを確認するとわかります。
(以下は、個人的なあやふやな話です)
私が大切にしている児童書に、『ごめんね、ピーくん』という本があります。
この本は、著者の和田登氏の三女の麻美子さんが、小学生のときに書いた日記を基にした小説です。
物語の舞台は長野。主人公の少女が、アヒルのピーくんをはじめ、動物を育てることなどを通して、いのちや生きることについて考えていくというストーリーです。
今思えば、哲学的な内容で、子どもに読ませるのは少し危険かもしれませんが、私は今でも自分の根っこに、この本があるように思います。
この本のあとがきによると、その後、大人になった麻美子さんは、焼き物のお仕事をされているとのこと。
私は、この一輪挿しを作られている和田麻美子さんと、この物語のモデルの少女が、同一人物かは知りません。
同じ長野出身の同姓同名の別人なのかもしれません。
陶芸家の和田麻美子さんに、いつかお会いすることがあったら聞いてみたいような…。でも、知ったところで自分はどうしたいのだ?とも思います。
この一輪挿しを見ると、そんなことをぼんやりと考えてしまうのです…。