鎌倉名物の鳩サブレー。
その愛らしいフォルムと、懐かしい感じのする味、黄色いカンカン。
鳩サブレー、好きだーと思うのです。
材料が単純なクッキーうまい説
昨日掲載した、「hana」さんのクッキーの記事でも取り上げたのですが、「原材料が単純なクッキーはおいしい」という仮説を私は立てています。
鳩サブレーの原材料を見てみましょう。
原材料:小麦粉(国内製造)、砂糖(国内製造)、バター(国産)、鶏卵(国産)/膨張剤
「国内製造」「国産」アピールが強いのは、置いといて、
原材料を見ると、家でも準備できそうなものばかり。
膨張剤は、ベーキングパウダーや重曹とかのことでしょうし。
鳩サブレ―自宅で作れるんじゃ?
原材料の単純さに、鳩サブレ―を自宅で作ろうとする猛者も現れました。
7年分の鳩サブレー作りをまとめたら、たったの4分だった。
— わくわく (@wakuwaku_hato) October 30, 2019
自分のやってる事なんて薄っぺらだなって思う反面、他人が時間をかけて研究した内容を短時間で学べるって凄い事だと思った。
数学の公式とか料理のレシピなんて良い例だよね。
先人達の汗と涙の結晶が無料。https://t.co/hITv7hnGLt
鳩サブレ―作りに挑戦する個人ブログ「わくわく何でもチャレンジ」を、運営されていた方のツイートです。
「されていた」と過去形なのは、使用されていたYahoo!ブログが、2019年12月15日にサービス終了したため。
「あのブログ、なくなってしまった⁉」と心配しましたが、活動拠点をYouTubeに移されたとのこと。
「わくわく」さんの最初の挑戦は2008年ですから、もう10年以上作り続けていることになります。
クォリティーも初期に比べるとだいぶ向上していて、その経過を見るのも楽しいです。
また、「わくわく」さんが公開している鳩サブレ―のレシピがあり、それを真似て、家で作ってみるのも楽しい。
私もやってみたことがありますが、 気温が高い日で成形がうまくいかなかったので、再チャレンジしてみたいです。
型がほしくなってしまうような。
と、「わくわく」さんの話になってきてしまったので、話を鳩サブレ―に戻します。
変わらぬ味とかたち
鳩サブレ―、卵の味がして、甘さも強すぎない、サクサク、ホロって食感から、不思議と懐かしい感じがします。
味は似ていませんが、たまごボーロ、甘食、蕎麦ぼうろ、みたいな懐かしさ。
あと、大きさがうれしいです。
スーパーで売っているクッキーとか、「隠れ値上げ」でどんどん小さくなっていますよね。
鳩サブレ―はどでんとした大きさ。
そして、鳩がかわいいですよね。
豊島屋の初代が、鎌倉の鶴岡八幡宮の本殿の掲額に、「ハの字」の鳩があるところから、ヒントを得たようです。
豊島屋によると、原材料の配合比率も、型のデザインも、鳩サブレ―ができた明治の頃から変えていないとのこと。
明治生まれの鳩サブレー。100年以上変わってないの⁉と、驚いてしまいます。
缶も好きだが、この枚数をどうするか
鳩サブレ―が入っている缶もかわいいですよね。
18枚入りから、黄色い缶に入れられて販売されています。
うちにも、2つ缶があります。
カメラ用品入れ(カメラ本体は入れていません)に使っています。
大きい缶をゲットするにも、2人家族には枚数が多くて、ちょっと大変です(鳩サブレ―は賞味期限がそんなに長くない)。
私は会社で配り、缶をお持ち帰りしました。
鳩サブレ―おいしいし、売っているお店が少ないので、職場の人たちにもよろこんでもらえました。
大切すぎて、使えないもの
鳩サブレ―好きが一度は訪れたいのは、やっぱり鎌倉にある豊島屋の本店ですよね。
私も数年前に行きました。
そのときに購入した鳩サブレ―のキーホルダーは大切すぎて、使えません。
裏には、昔の名称「鳩三郎」が書かれています。