「鼻のクリニック 東京」で2019年に鼻炎の手術をした体験談です。
今回は、手術当日について書きます。
日帰りで、後鼻神経切断術・下鼻甲介の厚みを減らす手術を受けました。
今回の記事をまとめると、
・手術は一瞬で終わる
・術後はひたすら眠い
・タクシーの領収書は忘れずにもらっておけ
です。
この記事は、個人の感想(口コミ)です。
医学的に正しい情報は、医師にご確認ください。
手術の日の朝は早い
手術を受ける人は全員、受付に8時~8時15分集合しないといけません。
遠方から来る人は、前泊が必要となるでしょう。
手術専用の受付には、私たちの他にも、3組ほどの先客がいました。
手術前の飲水・食事の制限は、とくに大変ではありませんでした。
手術は午前中のうちに終わりましたので、健康診断の朝のようなものです。
- <食事>0時以降:禁止
- <飲み物>0~6時:300ml以内の水・スポーツドリンクはOK /6時以降:禁止
手術直前
手術前は、6畳ほどの個室(リカバリールーム)で待機します。
同日に複数人の手術があるので、順次、手術室に呼ばれます。
手術まで1時間半ほど待っていました。
なにか暇つぶしの道具があるといいでしょう。
私は緊張していて、本を読む気にならず、スマホ1つで十分でした。
病室の備品
リカバリールームには、ストレッチャー(ベッド)・ホテルにあるような洋服ダンス・ハンガー・鏡・箱ティッシュ・金庫・椅子・壁付の机・ゴミ箱・コンセントがありました。
また、リカバリールームの外に、共用のトイレとウォーターサーバーがありました。
病室内は撮影禁止なので、写真はありません。
リカバリールームには、テレビはありません。
付添の人は、手術中、付添人専用のラウンジにいることもできるようです。
たしか、そこにはテレビがあったはずです。
リカバリールームで、看護師による体温・血圧・心拍数などのチェックがありました。
執刀医の挨拶もありました。
執刀医も看護師も、手術前の診察でお世話になった方だったので、少し安心しました。
いよいよ手術
リカバリールームで手術着に着替えておきます。
手術の順番が来ると、看護師から呼ばれ、自分で歩いて手術室へ行きます。
入室してから2,3分もしないうちに、全身麻酔の点滴が打たれます。
そして、3秒くらいで意識がなくなります。
気がついたら、リカバリールームのストレッチャーに寝ていました。
全身麻酔のため、手術が痛いことはないです。
麻酔をするための点滴の注射も、それほど痛くはありませんでした。
初めての全身麻酔で、一瞬で終わるとはこのことなのかと、実感しました。
トイレはどうなるの?
手術中、トイレは大丈夫なのかな?と思いましたが、オムツを履いたり、導尿のためのカテーテルみたいなものはありませんでした。
付添人はやることなし
手術中、付添人は、個室または付添人専用のラウンジで待機です。
ちょっとした買い物なら、声をかけてから外に出てもよいようです。
手術後
手術は1時間もかからなかったようです。
全身麻酔から目覚めて感じたのは、鼻の違和感と体のだるさでした。
痛み止めがきいているのか、痛みはありませんでした。
タンポンは一週間入れっぱなし
鼻の違和感は、両鼻に入れられたタンポンのせいです。
手術前に説明がありましたが、手術の最後、出血を止めるために両鼻にタンポンをすき間なく入れられます。
なんと、このタンポンは、術後1週間いれっぱなしです。
鼻の外側にはカーゼがしてあります。
食欲はないけどお昼ご飯
術後約30分後、飲水・トイレへ行くことが可能になります。
また、帰宅前に、食事を必ずとらないといけません。
食事をとれるかどうかで、術後の体調を判断するようです。
そのため、食事の持参が必須。
病院には売店はありませんが、近隣にコンビニはありました。
個室(リカバリールーム)で、持参したパンを食べました。
あまり食欲がなく、1個くらい食べて満足しました。
術後は痛いよりも、ひたすら眠く、だるい感じでした。
12時頃に帰宅するまで、ほとんど寝ていました。
帰宅
執刀医・麻酔医よるチェックで、OKが出たので、帰宅の準備をしました。
両鼻にタンポンが入っているのでマスクをし、出血した時に備えて、ハンドタオルを持ちました。
帰宅の前に、下の階の受付で、手術費用を支払います。
かかった手術費用
かかった手術費用は、高額療養費の適用後の金額で、9万円弱くらいでした。
高額療養費の補助は、収入によって金額が変わるので、人によって支払う治療費は変わります。
約900円分のポイント(100円につき1ポイント)が貯まるので、楽天のクレジットカードで支払いました。
帰宅はタクシーで
帰宅は、電車などの交通機関はダメで、タクシーまたは自家用車で帰ることになります。
患者の運転は禁止で、付添人と一緒に帰宅します。
1時間くらいで帰れない場所に家がある場合、近隣のホテルで宿泊が必要です。
私はアプリでタクシーを呼び、帰宅しました。
「鼻のクリニック 東京」の前の道は、タクシーが多いので、わざわざ呼ばなくてもいいかもしれません。
後日、確定申告で医療費控除を申告する場合、領収書が必要になるので、タクシーの領収書は忘れずにもらいました。
その日の夜
帰ってからも、体がだるく、ほとんど寝ていました。
夕食はおかゆとスープ
夜は、おかゆとスープを食べ、抗生物質や痛み止めの薬を飲み、早めに寝ました。
当日の外食が制限されている以外は、とくに術後の食事の制限はありません。
体がだるく、とても自分で調理する気持ちにはなれませんでした。
鼻のタンポンの違和感に慣れていないので、あまり噛まなくていいものを家族に用意してもらいました。
帰宅後の経過
タンポンに血がどんどんたまっていくのか、手術直後よりもさらに鼻が詰まっている感じがしました。
鼻で全く息ができないので、眠れなかったらどうしよう?と心配でしたが、体がだるくて、すぐに眠れました。
寝てる間は、大きないびきをかいていたようです。
鼻から血がぽたぽた垂れることはありませんでしたが、たまに目から涙が出るのが心配でした。
手術日当日は、寝てばかりいて、いろいろなことがあまり気になりませんでした。
手術の次の日は、何でこんな手術したんだろうと後悔するくらい苦しくなります。
その後については改めて書きます。
↓つづき。手術の後の経過です。