「鼻のクリニック東京」で、2019年に鼻炎の手術をした体験記(第3回目)です。
今回は、「手術前検査・オリエンテーション・手術前」について書きます。
今回の内容を、簡単にまとめると、
・手術前検査は、平日予約のみだった
・高額療養費(医療費)の申請は、一人で出来るし簡単
・日程の調整が大変だったけど、鼻のクリニックはおすすめ
です。
この記事は、あくまでも個人の口コミ(感想)です。
医学的に正しい情報は、医師にご確認ください。
手術前検査
手術の約1ヵ月半前に、手術前検査を受けました。
検査は、胸部レントゲン・心電図・血液検査などです。
「お薬手帳」と「会社の健康診断の結果」を持参し、
過去にかかった病気などについて、看護師よりヒアリングがありました。
看護師さんが、一つ気になったことがあり、医師に確認してから後日連絡が来ることになりました。
ちょっと心配でしたが、翌日電話があり、問題ないとのことでした。
事前にやっておけばよかったこと
自分の過去にかかった病気について、自分自身があまり理解しておらず、看護師さんに説明するのに手間取りました。
あらかじめ紙に書くなど、整理しておけばよかったなと思いました。
混雑具合・所要時間
手術前検査は、平日の特定の日のみ予約が可能でした。
その頃、仕事が忙しい時期で、平日時間をつくるのが大変でした。
来院している人は少なく、待ち時間はほとんどありませんでした。
1時間半弱くらいで終わりました。
支払った費用
この日の診察代は約5000円くらいでした。
手術前オリエンテーション
手術2週間前に、手術前オリエンテーションを受けました。
この日は、手術当日に付き添う家族を同伴しないといけません。
まず、私だけで医師の診察を受けました。
手術前検査の結果についても説明がありました。
手術が可能な状態であるとのことで、ほっとしました。
当日手術が受けられなくなることも
その後、看護師から手術当日の注意事項の説明を、付添人と一緒に受けます。
とくに、「手術当日は、0時以降:食事中止、6時以降:飲水禁止」を注意するよう言われました。
麻酔をしている間、胃の内容物を吐いてしまい窒息するなどの事故を、防止するためだそうです。
これを守れなかったために、当日手術を受けられなかった方も過去にいるとか。
また、手術の同意書などの書類を提出しました。
もう、あとには戻れないなと思いました。
手術代の手続き
最後に、事務の方より手術費用の説明がありました。
ちなみに、手術当日のみ、クレジットカード(一括)で支払えます。
当日、私は楽天のクレジットカードで支払いました。
楽天は年会費無料で、利用額の1%のポイント(10万円なら1000円)がつきます。
私はなんでも楽天カードで払って、楽天のポイントを貯め、いつも買っている雑誌を全額ポイントで購入しています。
下記のリンクから、新規入会で5000円分のポイントがもらえますので、よかったらどうぞ。
高額療養費の申請のやり方
健康保険の高額療養費の減額申請は、自分で行わないといけません。
このことは、以前に説明を受けていたので、この段階で手続き済みでした。
もらっている収入によりますが、申請をするのとしないのでは、手術代が大きく変わるので、申請をしておいたほうがいいでしょう。
加入している健康保険によって、医療費の減額申請のやり方は違います。
「協会けんぽ」の場合は、次のリンクに高額な医療費についての説明があります。
手術日のあとから申請することもできますが、私の場合は「限度額認定書」を先にもらい、手術当日は減額された手術代を支払いました。
私が行った高額療養費の申請のやり方は、次のとおりです。
- 「健康保険限度額適用認定申請書」を印刷し、記入例に従って記載
- 「申請書」と「両面コピーしたマイナンバーカード」を、保険証に記載されている協会けんぽの支部へ、郵送で提出
記憶があいまいですが、たしか約1ヵ月くらいで、自宅に簡易書留で「限度額適用認定書」が届きました。
この限度額認定書を、手術費用を支払う際に見せれば、減額されます。
会社の総務課に話をせずとも、自分一人で申請が簡単にできました。
混雑具合&所要時間
手術前オリエンテーションに行った日は、土曜日ということもあり、子供連れを中心にやや混雑していました。
オリエンテーションは「3時間」もかかるというふうに聞いていましたが、実際は2時間ちょっとくらいで終わりました。
また、私が行った時期に、東京に大きな台風が接近し電車が不通になりました。
そのため、行けなかったらどうしようと心配でした。
オリエンテーションは、手術1週間前でもよいようですが、不測の事態もありますし、2週間くらい前のほうが安心だと思います。
支払った費用
この日の診察代は、2000円くらいでした。
手術前について
手術前日の午前に、病院から電話があり、体調を確認されます。
仕事中で出られなかったので、折り返し電話をしました。
前日よりアルコールは禁止です。
アルコールは術後も4週間禁止で、しばらく飲めなくなります。
仕事で接待などある人は、ちょっと面倒かもしれません。
また、煙草は手術2ヵ月前~術後1ヵ月の間は禁止とのこと。
私は煙草は吸いませんが、吸っている方は大変かもしれません。
手術当日に持って行ってよかったもの
次の日休まないといけないので、いつもより多めに仕事をこなし、家に帰りました。
夕飯はやや多めに食べました。
手術当日は、手術が終わった後まで食事ができません。
持ち物の準備をし、家族に「もし、私が手術の失敗で死んでしまったら…」と、念のための話をして寝ました。
持ち物は、「鼻のクリニック東京」からもらう手引きに必要なものが書いてあります。
手引きに書かれたもの以外だと、
追加の上着/フェイスタオル/箱ティッシュ/ひざ掛け/リップクリーム/小さい鏡/マスク/本
を用意しました。
手術当日タクシーで自宅に帰ったのですが、肌寒い日で、ひざ掛けと追加の上着は持って行ってよかったです。
箱ティッシュや鏡は、病室にもありました。
手術後は鼻に脱脂綿が入っている姿になるので、マスクは必ずつけたいですね!
また、術後、私はほとんど寝ていたので、暇つぶしの道具はいりませんでした。
手術前に大変だったこと
以上、手術前について説明してきました。
手術まで4回の通院でした。
その中でとくに大変だったのは「仕事と予約日の調整」です。
これについては、会社の上司や同僚に相談して協力をお願いし、なんとか調整しました。
一方、よかったなと思ったのは、自分の鼻の状態が詳しくわかったことと、「鼻のクリニック東京」の方々の説明がとてもわかりやすかったことです。
今まで他の病院で、説明が投げやりだなとか、もっと詳しい検査ってできないものなのかなという思いを何度かしてきました。
大量の患者をこなさないといけない都合上、仕方のないことかもしれませんので、病院ってこんなものだよねと諦めていました。
「鼻のクリニック東京」は、詳しい検査もしてくれるし、説明もしっかりしてくれます。
鼻炎の手術は他の病院でもできますが、「鼻のクリニック東京」を選んでよかったなと今でも思います。
↓つづき。手術の日のことです。