国立西洋美術館「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」に行ってきました。
実際に行ったときの、混雑状況、新型コロナウィルス対策についての感想です。
↓作品の感想・開幕してうれしいは、別記事に
混雑状況
2020年、とくに注目されていた「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」。
日時指定チケット&入場制限で、混雑は緩和され、驚くほどストレスなく観ることができました。
人気のゴッホ『ひまわり』の前でも、多くて8人くらい、少ないときで3人くらいでした。
人気の作品以外では、1作品に対し平均2〜3人だったように思います。
開館前の混み具合
私は、一番朝早い時間指定(9:30〜10:00)の前売り券を持っていました。
↓チケットの購入方法 はこちら
平日9時頃に、国立西洋美術館の門の外に着くと、待ち列は約10人。
人気のある美術展なので、30分前で、この少なさには驚きました。
開館15分前でも、待ちの人数は30人弱くらい。
開館10分前くらいに、倍に増えた印象です。
ちなみに、外の並び列には、「ソーシャルディスタンス」のためのテープはありません。
みなさん、自主的になんとなく間隔をあけて待っている感じです。
↓リアルタイムの混雑状況は、公式Twitterから確認できます。
【6月23日10時30分時点】
— 【公式・会場状況】ロンドン展 (@now_london20art) June 23, 2020
現在、前売券・招待券をお持ちのお客様はそのままご入場いただけます。
※西洋美術館での入場券の販売はありません。#ロンドン展会場状況
日時指定チケットを持っていない人は?
9時5分頃に、美術館スタッフからアナウンスがあり、
- 日時指定チケット持っている人
- 日時指定チケット持っていない人
に列が分かれました。
日時指定チケットがない人に整理券が配られるのは、9時半からとのこと。
館内の企画展入り口でも、
- 日時指定チケット有りの人
- 日時指定チケット無しの人
を別に並ばせていました。
日時指定チケット有りの人が、入場優先です。
無しの人で朝早くから待っていた人は、残念そうにされていました。
新型コロナ対策は?
「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」での、新型コロナウィルス対策は、次のような感じでした。
- 日時指定チケット・入場制限で、入場者数を管理
- 館内の待ち列には、「ソーシャルディスタンス」のテープ有り
- 入館時、手のアルコール消毒
- ロッカー使用は可能
- 音声ガイドの貸し出しあり
- 検温なし→サーモグラフィーによる体温チェックはあり?
ちなみに、先日行った「奇才ー江戸絵画の冒険者たちー」では、非接触型での検温がありました。
「ロンドンナショナルギャラリー展」では、来場者も多いですし、あの人数を検温するのは大変でしょう。
「サーモグラフィーによる体温チェック」があると、ニュースの記事で読みましたが、どこかにあったのかな?
また、日時指定チケットですので、検温で「あなたは入場できません」となると、返金&クレーム対応で、運営する側だと結構、面倒だと思います。
まあ、そんなこと言っていられないご時世ですが。
混み具合・コロナ対策の感想まとめ
混み具合は、東京の人気展覧会の混雑に慣れてしまった人たちにとっては、驚くほどストレスがないと思います。
そうは言っても、一枚の絵を2〜3人で観ているわけです。
心配になっちゃう方は、今回は諦めたほうがいいでしょう。
ゴッホの『ひまわり』が目的なら、新宿のSOMPO美術館にいつもあります。
コロナが落ち着いてから、観に行けばいいと思います。
あそこは平日、『ひまわり』独り占めできますよ。
なんなら、今は貯金を頑張って、「ロンドン・ナショナル・ギャラリー」へ行くという手もありますし。
いつもこのくらい混んでなければ…
新型コロナウィルス対策関係なく、美術展がいつも、このくらい空いていればいいのに…と思うのです。
でも、それだと採算が難しいのでしょうか?
それと、美術好きが多かったからか、観ている人のマナーがとってもよかったです。
みなさん、静かにご覧になってました。
邪魔なところで、作品解説を読んでいる人とか全然いなかったです。
以上、実際に「ロンドンナショナルギャラリー展」行った感想(混雑状況・コロナ対策編)でした。
長くなりましたので、あらためて、作品の感想など書きます。
↓グッズの感想